国分寺から西武線で東村山乗換え、狭山市に着く頃には雨が降りだした。所沢から先は入間飛行場の滑走路の東側を北上する。C1かYS11でも飛んで来ないかなと電車の窓から眺めていたのだが、残念なことに離着陸は見られなかった。狭山茶の産地ですねと言う人も居るが、私にとっては飛行場の狭山である。飛行機なくして所沢や入間、狭山は語れない。エアラインのYSが総て退役した今、あのRRエンジンとダーツの羽根の響きを唯一聴けるのが自衛隊基地のある此処入間近辺なのである。唯一の楽しみが見られなかったので甚だ不機嫌。雨も降って来たので、早々に引き上げる。