NH010のフライトは、偏西風の強弱もあり、フェアバンクスからイエローナイフを経由するルートになった。この時期のコースとしては、やや南より。
新しいビジネスクラスは、居住性が大幅に改善されていて驚かされる。
子供のころ、父の初めての香港へのフライトでは、送られてきた絵葉書に「水はかんづめです」とあった。子供心にも、海外のフライトというのは大変なものだと感じた記憶があるが、そのときから40年を経た今、水はグラスで供される。ペットボトルなるものも充分に用意されている。
飛行機の実質的な速度は変わっていないが、内容は大きく変貌を遂げた。