スープをアップで撮ったら、中華の朝食「豆乳」に葱を散らしたように見えたので、念のためにと背景に牛肉をあしらった。決して中華豆乳ではない。アメリカで考案されたフレンチの一種である。正しくは、ポロ葱を加えなければならないが、細かく刻んだ浅葱もまた風味が良いのだ。真夏には冷たいといえどスープものどを通らないが、少し涼しさが増して湿度が下がってくると、冷たいスープが美味しくなる。コンソメとジャガイモのスープにはどうやら葱が合うようである。芋と葱の相性が良いのだ。よく冷やしたスープと浅葱の相性もこれまた抜群である。ヴィシソワーズという名前からすると、フレンチにあわせたくなるが、最初に食べるのだから何とあわせても良い。今夜は浅葱を楽しんだ。