算数の問題には通常林檎と蜜柑が登場する。しかし出題者としても、毎回林檎と蜜柑では流石に飽きるだろうということになって、2学期が始まる季節になると桃、梨、柿などが登場してくることになる。林檎だろうが桃だろうが数量の計算を行うことに変わりはない。しかし葡萄はいけない。他の果物が1個2個であるのに対して葡萄は一房二房と勘定する。さもなければ一粒ひと粒を数えねばならず、出題の意図が誤解されかねない。このことには小学2年生で遭遇した。ひと房として捉えるべき出題に、ひと粒一粒を勘定して結局答えは誤りとなり、赤い大きなバッテンを貰った。算数に桃は良いが葡萄はいかん。絶対にいかん。