日曜午後、家での仕事はiPodを聴きながらの作業になった。昨日から11th, 13thとテンションの強い音を聴き続けたので、体がせいぜい7thまでの緊張感の少ない和声を求めているらしい。こういうときはヘンデルのバイオリンソナタとかバッハの無伴奏に限る。バッハの音の配列は、脳の興奮を整値化してくれる働きがあるようだ。それでもヴァイオリンソロをずっと聴き続けていると今度は頭の中で和声を組み立てるのが面白くなってくる。Kantate 29は、ソロをはじめ色々な形式の編曲があるが、Continuoの入ったオーケストラ版が色彩豊かで面白い。結局スコアを持ち出して聴くことになってしまった。仕事にならない。